女性起業塾プレセミナーを開催しました

7月から始まる「第６期 おおたなでしこ未来塾」に先立ち、群馬県太田市主催「女性起業塾プレセミナー」が2020年6月20日に開催されました。

新型コロナウィルスの影響により、今年は初のオンライン開催。

一部の運営メンバーは太田市産業支援センター ミライスから配信、受講者はそれぞれzoomでオンライン参加し、画面上で顔を合わせる形となりました。

14名の方が参加し、数名が初めてオンラインツールを使ったとのこと。

講座が始まる前に操作方法を確認し簡単な顔合わせを行いましたが、初めてとは思えないほどスムーズに使いこなし、講座に臨むことができました。

集まった運営メンバーはソーシャルディスタンスを保ち配信。

オンライン参加となった運営メンバーともやりとりし進めていきます。

前半は 一般社団法人なでしこ未来塾 の理事である高橋美紀氏による講演。

自身の事業や生い立ち、起業に至るまでを自身のキャリアチャートに基づきテンポ良く話していきます。

女性起業家と聞くと一見華やかなイメージかもしれませんが、高橋氏のキャリアチャートは満足度の振り幅が大きく、過去の辛い経験から何度もどん底へ。

参加者も画面上で「意外…！」という反応を見せていました。

この日、参加者が行ったワークは二つ。

「自分のキャリアチャートを作ってみる」

そして「好き・嫌いを思いつくがままに書いてみる」こと。

限られた時間の中で、かつオンラインにも関わらず、参加者の皆さんは真剣にワークに取り組んでいる姿が見られました。

キャリアチャートを書くことで、人生を可視化でき、人生においてのターニングポイントやその後の人生を大きく変化させたタイミングなどが掴めます。

また、「好き・嫌い」を書くことで、自分の強み弱みを受け入れたり、現状把握にもつながることも。

講座内では思うように書けなかった方も、自分自身を向き合うきっかけ作りが出来たようで、後日ゆっくり取り組んでみますとの声もありました。

「ライスワーク」「ライフワーク」について話していた時には、参加者の皆さんも頷きながら共感していたのが印象的です。

休憩を挟み、後半は（一社）なでしこ未来塾メンバー６名によるパネルディスカッション。

個人事業主やパラレルワークなど、様々な環境で仕事をしながら（一社）なでしこ未来塾としても活動しているメンバー一人ひとりを、それぞれのキャリアチャートをもとに掘り下げます。

また、なぜ「おおたなでしこ未来塾」に参加したのか、受講してみてどうだったのか、それが今のビジネスにどう生きているのか、等、受講希望者のために自らの経験を語りました。

質疑応答では、起業に関する質問や、新型コロナウィルスにより仕事にどう影響が出たか？どう乗り切ったか？などを答える場面も。

コロナ禍における対応で一貫していたのは、「ピンチをチャンスに変える」というメンバーの姿勢。

時代の変化に柔軟に対応し、積極的に情報を掴みに行ったり、それを自身のビジネスに生かすために前向きに捉える姿勢は共通していました。

機材トラブルがあったものの、終始和やかな雰囲気で進んだプレセミナー。

オンラインだからこそできるリアクションの仕方や、チャットを活用し些細な意見や質問を拾い上げるなど、直接顔を合わせなくとも、非常に一体感があるものになりました。

新型コロナウィルスに伴い当初の予定とは大幅な変更があったにも関わらず、迅速に対応してくださった関係者のみなさま、本当にありがとうございました。

参加者の皆さま、初のオンライン開催で戸惑われたかもしれませんが、定員を超える多くの方々が参加してくださったことに感謝いたします。

次回はいよいよ7月5日から始まる、第６期おおたなでしこ未来塾。

受講者の皆さまにお会いできるのを楽しみにしております。